拠点は情報交換や悩みや不安を一人で抱え込まないよう相談できる場所として皆さんに開放しています。

Ｑ．　成人になってから障がいがわかりました。普通高校を卒業しましたが療育手帳の申請はできますか？

Ａ．　我が家の長男の障害が見つかったのは、彼が成人してからです。コミュニケーション力が乏しかったので小学校でひどいいじめに遭いました。言葉の教室にも通いましたが、それでも公立校になじめず、中学校は私立に通い、その後、県立高校を卒業したのですが、新卒で入った会社も３ヶ月で首になり、フリーターの生活を送りました。単純作業で社会福祉が充実しているから心配ないと思い工場勤務をさせた時に、精神的におかしくなってしまい、大声で泣き叫ぶ日々が続きました。工場も退職、精神科に通うようになったのですがそこで医師から、「彼には知的障がいがある」と診断され、本格的に精神と知的障がいに向き合うようになりました。平塚市役所の障がい福祉課へ行き、療育手帳の申請をしました。最初は県立高校を出ているんだしという感じでしたが、神奈川県に問い合わせてもらったところ、藤沢の総合療育センターで診断をして療育手帳をもらうことができました。

Ｑ．障害者基礎年金が貰えないと判定されました。

Ａ．長男も最初は通りませんでしたが色々インターネットで調べ、社会労務士にお願いし、再度申請したところ受給判定をいただくことができました。
Ｑ．就労が長続きしません。

Ａ．長男も就労移行支援事業所から就労継続支援A型事業所に２ヶ月ほど通ったのですが激務と勤務地の遠さから辞めてしまいました。一度身体を休めてから今は就労継続支援B型事業所に通っていますが、中々１週間続けての勤務ができない状態です。まだ本人も障がい者として受容できていない状態なので、まだもう少しかかりそうです。一緒に見守っていきましょう。